マインドフルネス

現代人のストレスや不安、悩みを軽減する手段として、大きなブームになりつつあるマインドフルネス

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実は、iphone標準のヘルスケアアプリとしてマインドフルネスが装備されています。言葉としては何気に身近にあるんです。

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それでは、マインドフルネスって一体どういう意味なのでしょうか?

 

一般的には、過去や未来のことを考えず、「今ここ」に意識を集中させることで、ありのままの自分自身を受け入れることだと言われています。

 

つまり、脳をリラックスさせ、イライラする感情を少なくし、穏やかな気持ちになるための手段のひとつです。

 

その効果は、脳の疲れを取る、自律神経が安定する、客観的な判断ができる、記憶力や集中力が向上する、プレッシャーや焦りがあっても落ち着くことができるというものです。

 

科学的な研究でも、マインドフルネスの効果が実証されています。

・思いやりや共感などを感じる脳の前頭前皮質の活動を活性化させる

・思い込みや思考がループするときに活性化する後帯状回避質を沈静化させる

・ストレスや恐怖を感じたときに活性化する扁桃体の活動を抑制する

・記憶をつかさどる海馬を活性化させて、体積を増加させる

・からだの感覚にかかわる島皮質の体積を増加させる

 

わかりやすい言葉に言い換えると、

・不安な気持ちを抑え、心を安定させる

・慢性的な痛みを緩和する

・免疫機能を高め、老化を防ぎ、健康寿命を長くする

といった効果が認められています。

 

ビジネスの世界でも、グーグルやアップルなどグローバル先進企業の従業員研修でマインドフルネスが導入されており、国内ではヤフージャパン、クレディセゾンなどの企業がマインドフルネスの社内研修を行なっています。

 

また、トップアスリートの世界でも、バスケットボールのマイケルジョーダン選手、テニスのノバクジョコビッチ選手もトレーニングとしてマインドフルネスを実践し、日本サッカー代表の長友佑都選手もマインドフルネスを取り入れたトレーニングを実践しています。

 

このように世界中の人が実践しているマインドフルネスの具体的な方法は、実は意外とシンプルで誰にでも簡単にできるお金がかからない方法です。

 

・瞑想する

・ヨーガをする

・深呼吸する

・歩く

・食べる

・聞く

 

前置きが大変長くなってしまいましたが、ここからが今日の本題です。

 

私の個人的な感想ですが、瞑想する、ヨーガをする、深呼吸すると同じぐらい、いやそれ以上にマインドフルな状態「今ここ」に意識を集中させることができる方法があります。

 

それが、神様に祝詞を唱える、仏様に真言を唱える、般若心経を唱えることです。

 

この「唱える」という行為そのものに意味があって、ストレス、イライラ、悩み、不安から離れて「無」の状態に近づくことができます。

 

1500年以上続くこの日本人の智慧は、本当に素晴らしいと思います。私はそのおかげで何度も救われました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、写経や坐禅にも同じような効果があると思いますので、これから試したいなぁと思っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊