槇尾山 施福寺〜前編
私は大阪府堺市の出身で、お墓が堺市内にあります。昨日お墓参りして、ご先祖様に感謝してお経を上げました。
お墓参りが終わってから、桜井識子さんが本に書いておられた霊山登山修行になるという槇尾山施福寺にお参りしてきました。
公共交通機関で行く場合は、泉北高速鉄道の和泉中央駅からバスで40分、バス停から徒歩45〜60分かかります。
私は車で行ったのですが、駐車場までの道は途中から急に狭くなっていて、対向車が来るとバックで戻る必要があります。3回バックしました。
駐車場の入り口まで行くと、なんと並んでいます!そんなに人気なのかぁ〜と思っていると、誘導する係?みたいな方が、40m降りたところに第三駐車場があるからそこへ停めたら早いよと教えてくれました。
言われた通りに第三駐車場に停めてから、その方に御礼を言うと、なんとその方は単なる参拝者でボランティアで誘導係をしてくれていたのでした。すごいなぁ〜と思いながら、山道を登り始めました。
槇尾山は遊歩道になっているようで、山登りの方がたくさんいらっしゃいます。兵庫県東灘区の保久良神社のようです(^^)
もし手持ちのペットボトルがなければ、この売店でお茶かお水を買うことをおすすめします。三輪山のようにご霊水はありません…
満願滝弁財天です。たくさんの参拝者で賑わっていました。
満願の滝です。水量は少ないですが、落差80mの見事な滝でした。
滝の左手に弘法大師、右手に役行者神変大菩薩さまがいらっしゃいます。神変大菩薩さまは須磨寺の護摩堂でいつもお世話になっているので、ご法号をお唱えしました。ここで、後ろ姿が映っている60代?の女性二人に軽くご挨拶しました。このお二人とはまた後で会うことになります。
施福寺への道のりは、満願の滝から徒歩約30〜45分です。想像以上に急な山道で、桜井識子さんが霊山登山修行になると言われた意味をここで理解できました。
シャガという花が施福寺までの参道にずっと咲いていて、とても綺麗です。
岩の間から大きな木が生えています。すごい生命エネルギーですね(^^)
山門の前には、迎え観音さまがいらっしゃいました。
仁王像が鎮座する山門です。仁王像の目は、生きているかのような迫力がありました。
裏側からみた山門です。素晴らしいです。
シャガの花に囲まれたお地蔵様です。
こんな山道を30分歩きます。皆さん杖を持って登られています。吉野山の西行庵で感じる爽やかさと同じ気を感じます(^^)
参道の途中には、休憩するベンチやシャガの群生地があります。
空海さんが出家された場所です。
すぐ隣には、空海さんの髪が納められているお堂があります。
後編へ続きます…