高尾山薬王院①
先週の日曜日、高尾山薬王院へお参りしました。
高尾山は都心から1時間と近いため、半端ない人でごった返します。登山者数は、富士山を越えて年間260万人。なんと世界一を誇ります。
人混みが嫌いな私は、朝7時に京王高尾山口駅へ着いて、登り始めました。山頂まで約1時間10分のコースです。
ケーブルカー乗り場です。8時から運転開始なのですが、既に行列が出来ていました。桜井識子さんが薬王院に参拝された時は、時間がなくケーブルカーで登られたようです。私は幸いにも時間があるため、霊山のご神気を心身に取り込むため6号路を登ります。
登り始めてすぐ、クロアゲハに出迎えて頂きました。感謝です。優しく包み込まれるようなほんわかした気で溢れています。三輪山の気よりま〜るいイメージです。
参道の途中に琵琶滝がありました。ここで滝行ができるようです。
6号路は、森の息吹と川のせせらぎを身体いっぱいに感じられるルートになっています。私は、ここから後ろで誰かがついてくる感覚を覚えました。
50分ほど登っていくと、沢沿いルートにつきます。この沢沿いの登山道が一番好きです。沢の真ん中にある石の上をぴょんぴょん飛んでいくのですが、まるで自分が川の上を歩いているような感覚になります。
登り始めて1時間、森の休憩所に着きました。ここは爽やかな風が吹き抜ける気持ちいい場所です。木のベンチの上に仰向けで寝てる人もいました。ここで朝作ってきたおにぎりを食べました。汗をいっぱいかいていたので、とても美味しかったです。
そこから急斜面の階段を10分登ると、頂上(599m)に着きます。すると、辺り一面に霧が出てきて、真っ白になって周りの景色が見えなくなりました。
山頂には大きなヤマユリが咲いていました。
山頂から薬王院へ向かう参道です。白く霧がかって、幻想的な光景が広がります。
奥之院に着きました。不動堂です。
奥之院から急な階段を降りると、極彩色の彫刻を施された御本社があります。飯綱権現堂(いづなごんげんどう)です。
御本社の左手には、飯綱大権現を祀った神社がありました。お酒、おにぎり、和菓子を御供えして、祝詞を奏上しました。
御本社の隣にあるお稲荷様のお社です。力強いパワーを感じました。
お稲荷様のお社の横には、「王子眷属報國稲荷大神来臨影向」と書かれた石碑がありました。毎日お参りしている王子神社で祀られている若一王子様の御眷属にあたる報國稲荷様がいらっしゃった、ということなのかもしれません。
ここで、突然「ブォーーーー」という法螺貝の大きな音が薬王院全体に響き渡りました。どうやらご祈祷が始まったようです。
高尾山薬王院②へ続きます。。。