須磨寺
須磨寺へお参りしてきました。
なぜか涙が溢れてきたので、
本物を体験したいと思ったからです。
電車に乗りながら大好きな桜井識子さんの本を
読んでたら、須磨寺駅を通り過ぎてしまい、
隣の駅の山陽須磨で降りて、歩いて15分ぐらい
緩やかな坂道を登って着きました。
柔らかい気が溢れる参道です。
階段を登ると、観音様がいらっしゃいます。
観音様にご挨拶した後、いよいよ護摩堂へ
入り口の左手にあるところに座って、
護摩木に自分の名前を書き込みます。
ここで護摩木と一緒にもらったお茶🍵
が美味しいです。
護摩木を持って、お堂に入ろうとすると、
入り口で仏様のような優しい笑顔の方が
法話の説明用紙やお釈迦様の冊子を
配られていたので、いい雰囲気だなぁと
思いました。
花供御というお菓子も頂きました。
ネーミングが面白いですね。
お堂に入ると既に20人ぐらい集まって
おられました。護摩木を祭壇に置いて、
座って待ちます。
10時から始まるのですが、10分前から
どんどん人が入ってきて、お堂の中は
50人ぐらいで満席になりました。
この後聞いたのですが、前はもっと
集まっておられたようです。
そして、御導師様が入ってこられ、
お堂の中に太鼓の音が響き渡りました。
その瞬間から、感動で涙が溢れました。
この後 般若心経や真言を唱えている
約40分間、ずっと涙が止まりません。
本当にお不動様、摩利支天様、神変大菩薩様
が目の前にいらっしゃる感覚になり、
目を閉じてただひたすらお唱えしました。
とても不思議で有り難い体験でした。
やはりお経や真言には、自分で声に出して
唱えることで、心と身体が浄化される
パワーがあると再認識しました。
ご祈祷が終わった後、小池副住職の法話
があり、こちらも大変楽しみにしていた
のですが、本当に素晴らしいお話でした。
声のトーン、言葉の選び方、間が絶妙で、
押し付けがましい感じが全くせず、
笑いを取りにいくセンスも小気味よく
本当に癒されました。
この方は、これからの仏教界をますます
発展させていかれる方なんだなぁと
しみじみ思いました。
須磨寺は、とても広いです。
この日は曇りでしたが、大師堂で
お参りしていると、優しく包み込む
ような日差しが当たり、
とても嬉しかったです。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
須磨寺は、穏やかな気持ちになれるお寺です。
護摩祈祷スケジュール
今度は写経に行きたいと思います。