戸隠神社五社参拝 宝光社
神話の昔、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋におかくれになり、天下は暗闇となりました。
八百萬(やおよろず)の神々は天の安河原に集まり、岩戸開きの策を練りました。その時、天宇受売女命(あまのうずめのみこと)の巧みな踊りと八百萬の神々のどよめきに、何事が起こったのかと天照大御神が岩戸を少し開けられました。
その一瞬を逃さず、怪力無双のタジカラオノミコトが、岩戸を取って遠くへ投げたのです。一方の戸は九州宮崎県の高千穂町へ、そしてもう一方の戸が信濃の国、戸隠へ。
その岩戸が山となり、"戸隠山"と呼ばれるようになったという伝説の山です。その戸隠五社参拝の1社目「宝光社」にお参りしました。
長野駅から車で1時間のところにあります。五つの戸隠神社のなかで、最も標高の低い場所に位置し、戸隠神社の入り口にあたります。
大自然の静寂の中に、「カナカナカナ・・・」というヒグラシの鳴き声が響き渡り、幻想的な光が降り注ぎます。
手水舎です。山から水を引いているみたいで、とても冷たいです。
狛犬さん、お顔がデカイ笑
ヒグラシの声に感動しながら、193段を登っていきます。神奈川県南足柄市にある「大雄山 最乗寺」の奥の院へ続く階段を彷彿とさせる光景です。
階段の右手には、境内社がひっそりと祀られていました。
階段を登ったところに本殿があります。
見事な彫刻が施されていました。
横から失礼して撮影しました。本殿で祝詞を上げると、涼しいそよ風と温かい気を感じました。
すごく綺麗な青空です。感謝の気持ちでいっぱいになりました。
本殿の右側には、大きな神輿庫がありました。
中には、豪華絢爛な神輿が2騎ありました。
本殿へお参りした後、階段を降りて境内社に祀られている祠におにぎりとお酒を御供えして祝詞を上げました。
2社目の火之御子社へ続きます…
今日も一日、皆さまに神様の御加護が降り注ぎますように👏