高野山奥之院 生身供
こんばんは♪
8/22 水瓶座の満月🌕の日、空海さんにお会いするため高野山奥之院へ
朝4時すぎに家を出てから、朝焼けの高速道路をビューンと車を飛ばして、5:52に中の橋駐車場に着きました。
(この写真は、生身供が終わった後に撮影しました)
朝6時に僧侶の方々が、空海さんのお食事を燈籠堂(とうろうどう)へ運ばれていました。
まさに御廟橋を渡る奇跡のタイミング
生身供(しょうじんぐ)は、835年に空海さんが入定されてから、現在まで、1200年間毎日2回(6時と10時半)続けられている儀式です。
空海さんのお食事を運ばれる僧侶の方々のあとをスタスタと付いていき、燈籠堂に入って右側から、外陣へ上がりました。
外陣には、すでに6人の参拝者の方々が座っておられました。
手に塗香を塗り込んで、清めます。
中央に御導師の方が1名、その周りに若い僧侶の方が3名内陣に入ってこられて、生身供が始まりました。
朗々と歌を歌うようなトーンで、約1時間、読経が続きます。
この時、空海さんは、燈籠堂の先にある奥之院の御廟でわたしたちにその背中を見せて、大日如来様に祈られていました。
同じ方向を向いて、祈られていることに、空海さんの存在の尊さを感じます。
この前日に参拝した東寺の大日如来様や薬師如来様、高雄山神護寺の薬師如来様は、お顔がわたしたちの正面を向いておられます。
空海さんは、わたしたち衆生と同じ方向を向いて、一緒に祈ってくださる、まさに同行二人、いつも空海さんと共にあるありがたさを実感しました。
そのお姿は、わたしたちを勇気づけ、励まし、導いてくださるお姿でした。