糺の森と下鴨神社

先週、京都市左京区にある糺(ただす)の森と下鴨神社へお参りしました。

1994年12月25日に、日本で5番目の世界文化遺産としてユネスコに登録されました。京阪電車「出町柳駅」を降りて徒歩１０分のところにあります。

下鴨神社境内図です。

糺(ただす)の森は、柔らかく凛とした神域です。

境内社の河合神社の手水舎です。この雰囲気が京都独特ですね～。

河合神社の拝殿です。女性を守る美麗の神様だけあって、20代、30代女性の参拝者がひっきりなしにお参りしていました。

社務所で御鏡守(みかがみもり)を買いました。

「鏡（かがみ）に映る自身の姿から、我（が）欲という心の曇りを取り去り、

神（かみ）なるものを内在した光り輝く自身の本質に出会いましょう」って

素晴らしい考え方ですね。思わず買ってしまいました。

手鏡の形をした「鏡絵馬」を描いて、神様に美顔を祈願する女性がたくさんいました。

糺(ただす)の森は、かつて山城国と呼ばれた頃の植物相を留める悠久の原生林で、浄化のパワーが強いパワースポットになっています。

参拝前に手と口を清める手水舎には、祭神の神話伝承にちなんだ舟形の石が使われ、樋（とい）は糺の森の樹齢600年のケヤキで作られています。

見事な楼門です。

拝殿にて、お酒を御供えして祝詞を奏上して感謝の気持ちをお伝えすると、そよ風が吹いてきました。手前には、干支の守護神として古くから信仰をあつめている言社(ことしゃ)がありました。自分の干支のお社前で生まれてきたことに感謝を申し上げました。

社務所です。ここは神様グッズがとても充実しています。ちりめん生地を使って丁寧に手作りされた「媛守」という御守りは、1つ1つの柄の出方が異なります。世界でたった一つの自分だけの御守りを授与して頂くことができます。

私は、読書が好きな娘に葵の文様が入った竹の栞、下鴨神社の御神水入り・水守り、葵の文様が入ったハンドタオルを買いました。ちょうど社務所を出ると、セミが鳴き出しました。もう夏ですねぇ～

境内社の雑太社（さわたしゃ）です。糺の森にあるラグビーの聖地です。今年は、ラグビーワールドカップが日本で開催されるので、全国から参拝者の方がお参りに来られていると思います。

糺(ただす)の森を出ると、高野川と鴨川が合流する場所で、鳶の鳴き声があたりに響き渡っていました。

高野川には、川底から水草が生えていて、ゆらゆらと水面に豊かな緑を彩っていました。写真右奥には、鴨が優雅に泳いでいました。

今日も一日、皆さまに神様の御加護が降り注ぎますように👏