脳天大神 龍王院

令和元年5月の初詣シリーズです。世界文化遺産の国宝「金峯山寺 蔵王堂」から、10分ぐらい階段を４５５段ひたすら下りたところに「脳天大神（のうてんだいじん）龍王院」があります。

首から上の守り神です。

参道途中にあるお地蔵様です。頭の笠には、苔がびっしり生えていて、赤ちゃんの産毛のように草が生えています。とても神々しい雰囲気です。

お地蔵様の隣には「倶利伽羅剣」が祀られています。お不動さんの大きな剣そのものに絶大なパワーが宿っています。

このような階段をひたすら下っていきます。

途中には、大聖不動明王様が祀られていました。吉野山全体が、お不動さんワールドです。

一気に階段を下りていきます。

龍王院の入り口に到着しました。

手水舎です。「倶利伽羅竜王」とおっしゃる龍神様で、お不動さんの剣に巻きついています。

本堂にて、和菓子とお酒を御供えして、祝詞を唱えました。公式ホームページ(http://notensan.org/)に詳しい解説がありましたので、引用します。

脳天大神様は金峯山寺初代管長　故 五條覚澄大僧正が霊威感得された「頭脳の守護神」です。覚澄大僧正は、修験道のご本尊である蔵王権現様から「諸法神事妙行得菩薩（しょほうしんじみょうぎょうとくぼだい）」という御霊言も授けられています。

「諸法」は一切の仏法、「神事」は神道で神様の事であります。仏様も神様も両方とも拝むのが、修験の根本の教えであって、どちらも妙なる行法であり、さとりの道であります。

この言葉はストンと私の中に落ちました。「あぁ、だから私は神様も仏様も大好きなのか」と納得しました。

本堂の奥には、「祖師堂」があります。祖師堂の中には、宝珠を持ったパワー溢れる龍神様、お不動さん、神変大菩薩様、覚澄大僧正様が祀られていました。

狛犬ならぬ、狛ガエルさんです。背中に乗っている子どもがかわいいです(^ ^)

脳天大神　龍王院には、無料の休憩室があります。

お茶をセルフで飲んで、自分で湯のみを炊事場で洗うシステムになっています。

社務所でお守りの脳天タオルを買うと、神様に御供えされたお下がりのゆで卵を頂きました。とても美味しかったです。

休憩所の隣には、滝行ができる場所がありました。ものすごい水量がバチバチバチーっと流れてきて、浄化の素晴らしい気で溢れています。

着替えする場所も完備されています。ここで滝行をすれば、いろんな病気が治ってしまうと思います。その効果を確かめるためにも、ふんどしを買って一度滝行を体験してみたいと思いました。

今日も一日、皆さまに神様仏様の御加護が降り注ぎますように👏