高野山奥之院 〜みろく石
こんばんは♪
高野山奥之院では、朝8時20分ごろに、僧侶の方々が燈籠堂(とうろうどう)の外陣に勢揃いされて、一斉に般若心経を唱えられます。
↑インターネットからお借りしました
般若心経が「癒やしのお経」であることを実感する瞬間でした✨
8時30分から、燈籠堂で先祖供養の受付が始まります。
受付の僧侶の方に「ロウソクをお分けいただけませんでしょうか?」とお尋ねすると、
「触ったロウソクになってしまうので、今はお分けしていないんです。」と申し訳なさそうにおっしゃっていました。
識子さんが本で書かれていた高野山奥之院のロウソクは、残念ながらコロナ禍の今お分けされなくなっています。
御廟橋を渡って、燈籠堂へ行くまでの間に、参道の左脇に小さなお堂があります。
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お堂は木の格子で囲まれていて、その中に「みろく石」があります。
↑インターネットからお借りしました
縦30cm、横15cm、高さ10cmの大きさの「みろく石」を触ると、弥勒菩薩様とのご縁を結んでいただくことができ、
片手で持ち上げて、その上段へ置くことができたら、その願いが成就すると云われています。
石を持ち上げるルールとして、男性は左手、女性は右手で持ち上げ、祈願しながら上段へ置きます。
このみろく石は、なかなかの重さで7kg以上あるのではないでしょうか?
私の左手だけでは、持ち上げるのが精一杯です。
上段に置こうとすると腕の筋肉が耐えきれません。「もう無理」と悲鳴を上げます。
上段が絶妙に遠いのです💦
前回はここで諦めたので、頭を使いました。
縦長になっているみろく石を下段にうまく立てて、上段の角に押し当てるようにゆっくり縦回転させました。
「やっぱりこれ、無理やわ」と一度は諦めましたが、もう一回だけチャレンジしてみようと粘った結果、なんとかみろく石を上段へ持っていくことができました。
「やった〜‼️ 」
人間、やればできるものですね。
左腕は、しばらくプルプルして筋肉がつっていました笑
御廟橋の下を流れる玉川
御廟橋の前にある護摩堂
お不動様に、御真言を唱えて、日頃の感謝をお伝えしました。
護摩堂には、厄除け大師様(42歳の弘法大師様)がいらっしゃいました。
南無大師遍照金剛🙏
最後までお読みくださり、ありがとうございました(^^)