槇尾山施福寺〜後編
前編からの続きです。
石段を登り終えると、赤い法被を着た女性2人が参拝者一人一人にポケットティッシュを配っていました。
御真言を書いてあるのが有り難いです。
手水舎です。龍神さまのお顔最高です(^^)
本堂です。60人ぐらい並んでいます。私も行列の一番後ろに並びました。30分経って列の真ん中ぐらいまで来たとき、拝観待ちだと思っていた行列が、実は御朱印と納経待ちの列だとわかりました😂
並んでいる人に素直に聞けば、すぐに拝観できたのに、私は30分ただ列に並んでいたのでした笑
思わず徒然草の一節「先達はあらまほしきことなり」とつぶやいてしまいました。
行列から離脱して本堂を拝観させて頂くと、そこは素晴らしい仏像ワンダーランドでした😳
拝観料500円をお納めしてから、靴を脱いで、ビニール袋に入れてから本堂に入ります。
本堂には、開運方違大観音がいらっしゃいました。とにかくお顔がデカイ❗️本堂が小さく感じるほどでした。日本にここだけしかないそうで、レア感満載です。
拝観順序通りに次の部屋へ行くと、仏教界の2大スター空海さんと最澄さんが並んでいらっしゃいます。感動しました。高野山と比叡山、真言宗と天台宗が同時にここでお参りできます(^^)
その次に、真ん中に慈恵大師さま、左手に不動明王さま、右手に弁財天さまが3体いらっしゃいます。御真言をお唱えしました(^^)
次に、足守の馬頭観音さまがいらっしゃいます。大迫力で足の裏をこちらに見せる形で座っておられます。足腰が丈夫でいられるご利益があるそうです。
最後に本堂の中心にいらっしゃるご本尊の弥勒菩薩さま(4.85m)、左手の千手千眼観音菩薩さま、右手に文殊菩薩さまが鎮座されています(^^)
その存在感に圧倒されました。
仏様ワールド全開の本堂を出てすぐのところに、十一面千手千眼観世音菩薩さまがいらっしゃいます。
本堂の裏手で、横笛を吹いてらっしゃる参拝者がいました。龍笛か神楽笛だと思うのですが、すごくいい音色でした。音を奉納する、というやり方もあるんだなぁ〜と勉強させてもらいました(^^)
三輪山と同じく、帰りは身体が軽くなります。ピョンピョン飛べる感覚になりました❗️
ただし、山道では虫がブンブン飛んでくるので、苦手な人は虫除けスプレー必須アイテムです。
感謝の気持ちいっぱいで山を降りてくると、あのボランティアの方がまだ車の誘導を続けていました。
私がお参りしている間ずっと一人で車の誘導されていて、喉が渇いているだろうと思い、売店で冷たいペットボトルのお茶を買って「いいお参りができました❗️ありがとうございました❗️」とその方にパッと手渡しました。
なんとも言えない笑顔で応えていただいて、私も嬉しかったです(^^)
そして、車で来た道を帰っていきました。しばらく運転していると、途中にあるバス停でお二人の女性がバスを待っていました。顔を見ると、満願の滝で軽くご挨拶した方々でした。
「あぁ、これは親切するチャンスだな」と思って、道の脇に車を停めました。「こんにちは。滝でお会いしましたよね?もしよかったら最寄りの駅までお送りしますよ〜」とお二人に話しかけました。
「え?ええの?」みたいな反応でしたので、「いいですよ〜」とお伝えして、後ろの席に乗ってもらいました。
それから最寄りの和泉中央駅までお送りする25分間、車内で話が盛り上がりました(^^)
実はこのお二人はお友達ではなく、たまたまバスで知り合ったそうです。そして、一人の方は毎月大神神社へお参りされていて、もう一人の方は、3日前に須磨寺で護摩祈祷に参加されたとおっしゃっていました!いや〜こんなご縁があるんやね〜としみじみお話しました(^^)
西国三十三所霊場の1300年記念やから、空海さんが引き寄せてくれたんやわ〜と感激していらっしゃいました。
そして、御礼にもらったおせんべいがこれです(^^)
よくできた話になりました笑
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました😊