三輪山登拝③

前回の続きです。

狭井神社⛩の参道まで来ました。

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市杵島姫神社⛩へお参りします。九州の宗像や安芸の宮島と同じ海の神様、水の神様です。

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拝殿横で登拝の受付をします。氏名、住所、連絡先を用紙に書いて300円お渡しして、受付完了です。初めて登る方は、ここで禁止事項のご説明があります。

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肩からかけるタイプの鈴をお預かりします。

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薬井戸で、空のペットボトルにご霊水を入れていると、60代のご夫婦がニコニコしながら2ℓペットボトルにご霊水を入れていました。

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私に声を掛けてくださって、「こないだは、ここから水が漏れて、リュックがびしょ濡れになって大変やったわ〜」とおっしゃっていました。

 

「そのリュックは、前回ご霊水でしっかりお清めされたので、今回は漏れないと思いますよ〜」とお伝えすると、「その切り替えすごいな」と笑っておられました。

 

薬井戸からすぐの場所に、100円が戻ってくるタイプのコインロッカーがあります。そこに荷物を預けて靴と靴下を脱ぎ、いよいよ裸足で登っていきます。

 

足の裏が痛いのは、最初の2分だけで、その後は気持ちよくなります。

 

この日は、雨が降った翌日で、道がすごく滑りやすい状態だったのですが、そのおかげで、いろんなことがわかりました。

 

五感を研ぎ澄ませるためにも、裸足で登るのはいいと思います。


石 →ひやっと冷たい。つるっとすべる。

泥 →感触が気持ちいい。ズルズルすべる。

木 →暖かく心地よい。滑らない。

 

裸足になって初めてわかる感触です。

 

三輪山は、不思議なパワーに溢れた神山です。

 

目で、古代から続く自然の原風景を眺め

耳で、鈴の音と風の音を聴く

鼻で、三輪山の清々しい空気を感じ

口で、薬井戸のご霊水を飲む

肌で、足の裏から土と木と石を感じ、全身で神様を感じる

 

という素晴らしい体験ができました。

 

途中、滝の前にある小屋で、足を洗っていると、30代のご夫婦と4歳と2歳ぐらいの男の子の家族に会いました。

 

「はだしで登るのすごいですね〜」と奥さんに言われましたので、「ご家族で登られるのは本当にいいですね。羨ましいです。」とお伝えしました。アウトドアが大好きな旦那さんがもう我慢できなくなって、近くの三輪山に家族で登ろうとなったみたいです。

 

途中にカラスザンショウの木がたくさん生えている場所があり、清浄と祈りのパワーが凝縮されています。

 

カラスザンショウは、木の幹にボコボコしたトゲ?があるのですが、今回私にはこのトゲひとつひとつがここを通った人の悪い気や邪念を閉じ込めた印に見えました。

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↑カラスザンショウの幹のイメージ

 

山頂の磐座で、御神酒をお供えし、祝詞を3回唱えてお参りしました。


そして、途中の帰り道で見事に滑って転びました。これには意味があり、とても有難い経験でした。


下山して足を洗おうとコインロッカー前のベンチへ行くと、感動しました😳

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なんと温水が出るのです❗️

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はだしで登った人には、なんと有難いことでしょうか(^^)

 

天つ金木に心願成就の願いを込めて、狭井神社⛩にもう一度お参りしました。

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帰りに拝殿横でお清めの砂を2つを200円で買い、3/29に東京へ引っ越しすること、引っ越し先の住所を説明しながら、お賽銭箱の上にビニール袋を置いて、その上にお清めの砂を置き、パワーを込めてもらうようにお祈りしました。


そして、前回はお金不足で買えなかった念願のご神樹ナンテンとセンリョウを頂きました。

 

次回三輪山へ登るときも、またウキウキで小学生のように気持ちがはしゃいでしまいそうです(^^)

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました😊